クラッシュ時にサーボを守ってくれるサーボセイバーですが、実はこれ、おすすめの物とそうじゃない物があります。

サーキットに来る初心者さんのほとんどは、あまり気にせずに付けている事が多いのですが、おすすめじゃない物を付けていると、不具合が起きやすくなったりします。

今回は、そんなサーボセイバーでの不具合とおすすめのサーボセイバーを紹介します。

一般的にはタミヤのサーボセイバーを使う

一般的にはタミヤのサーボセイバーを付けていることが多いのですが実はこれ、寿命が短めでガタが発生してステアリングを真っ直ぐに戻しても少し左右にズレたりします。

https://super-rc.co.jp/rc/product/view?id=24186

値段が安くて買いやすいので、公園バギーなどのゆるい遊び方には最適なのですが、サーキット走行となるとクラッシュも多くなりますのですぐに寿命が来てしまいます。

寿命が来てしまうと、コーナリングの度にトリムがズレてステアリングを真っ直ぐにしてるのに、少し右に行ったり、そうかと思うと左に行ったりととにかく走りがフラフラする原因になっちゃうんですよね。

そのため、サーキット走行がメインの場合は他のサーボセイバーを使った方が良かったりします。

おすすめのサーボセイバーはXRAYかOVERDOSE

XRAYサーボセイバーセット(エクストラハード)

おすすめサーボセイバーの1つ目はXRAYのサーボセイバーです。

サーボセイバーセット(エクストラハード) [372503#2]
https://www.super-rc.co.jp/rc/product/view?id=100465

値段は2000円強とタミヤに比べると4倍ほどします。

「えーっ。高すぎるよ。」って思いました?

でもどうでしょうか?

タミヤのサーボセイバーが数カ月の寿命に対して、XRAYのサーボセイバーは何年も使える(調子が悪くなっても、ばらしてメンテナンスすれば元通りになる)んですよ!

私もこのサーボセイバーを3台のマシンで7年使ってますが、いまだに何の問題も無く使えてガタの発生もありませんので、正直言ってかなりおすすめです。

OVERDOSEサーボセイバーセット

次はOVERDOSE(オーバードーズ)のサーボセイバーです。

あまり聞きなれないメーカーですよね?ですが、安心してください。

性能、寿命、価格、どれも一級品です。

タミヤ製に比べると値段は2倍以上しますが、こちらも寿命は数年単位なのでコストパフォーマンスは数倍です。

一つ注意が必要な点としては、仕組みが他のサーボセイバーと違って、中にスプリングを組み込むというタイプです。

そのため、組み立て方法に若干癖があって、慣れるまでは上手く組み立てできない場合があります。(そんな時は、サーキットの常連さんにやってもらいましょう)

 

こちらがスプリングを組み込んだ状態です。このタイプ見たことあります?変わってますよね。

 

こんな変わった仕組みですが、性能は全く問題ありません、私はラリーカーに使っていて実際にレースにも出て不満を感じたことがありませんので、本当におすすめです。

しかし!OVERDOSE(オーバードーズ)からは販売終了!したかと思いきや、販売が復活しました。

OVERDOSE(オーバードーズ)サーボセイバー
https://www.super-rc.co.jp/rc/product/view?id=67414

 

他にもそっくりな商品が、「ZEN」から販売されています。

ハイパフォーマンスサーボセイバー
https://www.super-rc.co.jp/rc/product/view?id=92443

値段は少しだけ上がってるので、OVERDOSE(オーバードーズ)の物が売り切れずに残っている場合はOVERDOSE(オーバードーズ)を買いましょう。

まとめ

タミヤ製のサーボセイバーは、値段も安くて気軽に組み込めますが、サーキット走行をメインで行う場合は他のメーカーがおすすめです。

特に、XRAYとOVERDOSE(オーバードーズ)がおすすめです。

サーボセイバーセット(エクストラハード) [372503#2]
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OVERDOSE(オーバードーズ)サーボセイバー
https://www.super-rc.co.jp/rc/product/view?id=67414

ハイパフォーマンスサーボセイバー
https://www.super-rc.co.jp/rc/product/view?id=92443

ちなみに

サーボセイバーの寿命は走らせるマシンの速度域やサーキットの環境で大きく変わります。

当然、過酷な使用環境の方が寿命は短くなり、特に速度の速いバギーでグリップの高いカーペットなんかで走らせると寿命は短めとなりますので注意してください。

サーボセイバーの寿命が来ると、マシンがふらふらしたり、曲がりにくくなったりしますので定期的にチェックしましょう。