ラリーブロックタイヤのグリップ力について重要なおしらせ!
ラリークラスに参加する方は絶対に読んだ方が良い情報だと思います。
ラリークラスのレギュレーションでは「タミヤ SP.476 ラリーブロックタイヤ」が指定タイヤとなっていますが、知らないと損するお話があります。
それは2つあって、1つ目が
重要情報 その1
新品の状態だと、グリップ力が低くてズルズル滑る!
という事です。
もちろん、超絶テクニックがあれば滑る状態でも速く走れるかもしれませんが、それができるのは一部の神々だけですので、私たちのような一般の人間にとっては走りやすいグリップ力があったことが良いのは言うまでもありません。
では、どうすればグリップ力が上がるの?
では、どうすれば良いか。
解決策は簡単!単にNSスピードウェイのアスファルトコースでひたすら走って、ある程度タイヤの目を減らすことです。
では、どのくらいタイヤの目を減らすと良いかと言いますと、最低でも新品状態の目を20%ほど減らせば、そこそこタイムが出始めるタイヤになります。
↓こちらが新品状態の写真
↓こちらが約20%ほど減らした状態
この状態になるとタイヤのグリップ力が上がってきて操作しやすくなります。
ここまで減らすのも結構大変でして、「バッテリー1回で15分ぐらい走る」という作業を「5回ほど繰り返す」というやつです。
ちょっと大変ですが、誰かとチキチキ走行して楽しみながらやれば時間が経つのが早くなると思います。
↓こちらが約60%ほど減った状態
この状態がタイヤのおいしい時期で、本領発揮する期間です。
↓こちらが80%ほど減った状態
タイヤの目の中にある丸のマークがなんとか見える状態で、この状態はかなりグリップする状態です。
タミヤの公式レースではこの丸のマークが見えなくなると使っちゃダメのようです。
NSスピードウェイでは、まだ明確にルールで決めてはないのですが、さすがに丸のマークが見えなくなった場合はラリーブロックタイヤとは言えないので使うのは自粛かな~と思います。
そして、もう一つの大事な話が
重要情報 その2
売ってる状態で、袋ごとにタイヤのグリップ力が違います!
これは過去記事でMシャーシのタイヤについて書いたことがあるのですが、それと同じ仕組みですので、こちらの記事をご覧ください。
Mシャーシの夏用タイヤと言えば、「60D ファイバーモールドタイヤ タイプB」で決まりですが、すごく大切なことがあります!(60D ファイバーモールドタイヤ タイプBは、名前が長いので、以下「Bタイヤ」と表記) この知識 …
そんな訳でして、必ず同じ袋に入っているタイヤをしっかり認識できるようにして、袋Aはフロント、袋Bはリヤと言うように使うようにしましょう。
その時のポイントは、グリップ力が高い方の袋をリヤに使って、グリップ力が弱い方をフロントに使うと操作しやすい車になります。
更に、ポイント
実は、最初は袋Aの方が袋Bよりもグリップ力が高かったとしても、タイヤの目が減ってくると逆転することもあります。
走っていて「なんか操作しにくくなってきたな~」と思ったら、前後のタイヤを入れ替える(先ほどの例だと袋Aをリヤ、袋Bをフロントにする)と操作しやすくなったりします。
おまけ情報
ちなみに、補足情報としてラリーブロックタイヤは、「ナローサイズ(タイヤの幅が26mm)」なので、ナローサイズのホイールを使うのが基本ですけど、「ミディアムナローサイズ(幅が24mm)」のホイールを使っても、まぁ問題なく付きます。
それと、「タミヤ SP.476 ラリーブロックタイヤ」ではインナー無し組んだ方がNSスピードウェイでは走りやすい状態になるのでおすすめです。