上達するには、上級者の走行ラインをマネするが良いと言われたのですが、そんな簡単にマネできたら苦労しません。
なぜ、上級者はそのようなアドバイスをするのでしょうか?
もちろん、上級者と同じ車速で同じラインを通るのは難しすぎるので、アドバイスした人はそこまでの事を求めているわけではないと思われます。
もっと詳しく!
「走行ラインをマネする」という部分を、もっと分かりやすいく翻訳するとこうなります。
- まずは、マシンの速度を落として上級者の走行ラインをマネしてみよう。
- そしてマネできるようになってきたら、少しマシンの速度を上げてみよう。
- それを繰り返して、最終的に上級者と同じ速度、同じラインで走れるように頑張ってみましょう。
こうやって翻訳してみると、「なーんだ。そういうことか。」と少し納得できるかもしれません。
そんなに走行ラインが大事なの?
走行ラインは、めちゃくちゃ大事です。
これを分かりやすくイメージしてもらうには、どうすればいいですかね。
あっ、そうですこんな場面を思い出してください。
中級者と上級者が一緒に練習走行しているとき、上級者が中級者の後ろにぴったりとつけてプレッシャーをかけてる場面ってよく見ますよね。
あのとき、上級者は前の車を煽ってますが、実はアクセルをいつもよりかなり緩めてます。アクセルを緩めてスピードを落としてるのに中級者は煽られてる状況になってるんです。
なぜこうなるかと言うと、上級者の方が走行ラインが洗練されていて無駄が少なく、ゆっくり走っても中級者よりも速く走れてしまうからです。逆に言うと中級者は上級者に比べると走行ラインに無駄が多くて損をしていることになります。
という事は
速度よりも走行ラインの方が大事
となるわけです。
上級者の走行ラインをマネしよう!
そんなわけでして、最初に言われていた「上級者の走行ラインをマネすると良い。」となるんですね。
まずは、速度を落としてでも走行ラインをマネしよう!
そして、できるようになったらどんどん速度を上げて同じラインが走れるように練習しましょう!
※もちろん、ラジコンには例外がたくさんあるので腕が上がっていくと、場合によってはラインを犠牲にして速度を優先した方が良いケースもありますが、この辺りはまた後のお話となります。