最近、サーキットに通い始めたばかりのラジコン初心者です。プロポについて質問があります。
私は安さに惹かれてタミヤのファインスペック2.4Gを買ったのですが、サーキットの常連さんの話によると、「サーキットでラジコンを走らせたい場合はファインスペックじゃなくて、良いプロポを買った方がいいですよ。全然違いますよ。」って言われました。
本当にファインスペックはやめた方がいいのでしょうか?また、やめた方が良いとき、おすすめのプロポはありますか?
ファインスペックが良いか悪いかは、サーキットでの遊び方によりますので一言でお伝えするのは難しいですが、なるべく単純にお答えすると次のようになります。
「小学校低学年のお子さん。または遅くても良いので単純にサーキットで走らせること自体を楽しむんだ!」というスタンスの場合はファインスペックのままでOK!
「レースにも出たいし少しでも速くなりたい!」というスタンスの場合はすぐに買い替えた方が良いと思います。
もっと詳しく!
ファインスペックのプロポの場合、コストカットのためか多くの人が欲しいと思う機能がありません。例えばステアリングの切れ角を調整することができませんし、ましてや左右の切れ角をそれぞれ調整することなんて絶対にできません。トリム調整はできるものの、調整法は左右にダイヤルを回すアナログ式で正確な調整が難しいです。
通信速度の遅さもハンデとなりますし、機能や性能面がとにかく不足していますので、サーキットで速く走ろうと思ったときにはどうしても不満が出てしまいます。
逆に速さを求めるのではなくて、純粋にラジコンを走らせることが目的でそれ自体を楽しみたいという方はそこまでの機能は無くても良いためファインスペックでも十分と言うことになります。
上手くなりたいし速くなりたい!そんな方のおすすめは?
「サーキットで速くなりたいしレースにも出たいです!どのプロポを買えばいいですか?」
正直、お金に余裕があって何でも買えるのであればプロポは一番良いものを買った方が良い(と言うか、ラジコンにハマるとそのうち一番良いのを欲しくなる)のですが、一番良いプロポは6万円とか7万円とかします。簡単にそんな高いものをおすすめするのはちょっと。。。
と言うわけで、今回は「NSスピードウェイでサーキット走行に問題なく使えて、値段と性能のバランスが良いプロポ」をご紹介します。
今回い紹介しているプロポは、ファインスペックと比べると性能は圧倒的に高性能ですので、予算と好みに合わせて選んでください。
コスパ最強!フタバ4PM Plus
サーキット走行で必要な機能をほぼ全て持ちながら、受信機付きで2万7000円ほどで買えるコスパモデルです。
通信速度の速い規格にも対応していますし機能も豊富です。初心者がこのプロポを使ってレースで負けたとしても言い訳できないプロポです。
スーパーラジコンのHPだとこちらのページです。(2つリンクを貼ってますが、初心者の方でしたら安い方のモデルでも大丈夫です。)
ラジコン、エアガン、鉄道模型は専門店特価のスーパーラジコン。4PM Plus T/Rセット R314SB-E付 [00008654-3]](フタバ)送信機:T4PM Plus(SR/T-FHSS)、受信機:R314SB-E(T-FHSS)
製品特徴
SRモード搭載のリーズナブルに楽しめる4PMがさらに進化を遂げました。
ワイヤレスコントロール機能を搭載のMC971CRやGYD550はもちろん、MINI-ZモジュールFS-RM005専用スロットを新たに搭載。
ハイエンドモデルに迫る確かな機能を搭載。レースで勝つことはもちろん、軽量でバランスのとれた操縦フィールはもちろん、ソフトウエアのバージョンアップが可能なプロポ、それがT4PM Plusです。
T4PM Plusは、操作性と機能を両立させた、縦型バックライト付LCDとニューマルチファンクションスイッチのレイアウトを採用。もちろんテレメトリー機能も搭載。MC971CR、GYD550ワイヤレスコントロール機能やSRモード等、ハイエンドに迫るパフォーマンスを発揮します。
※ワイヤレスコントロール機能はR334SBSシリーズに対応します。
※MINI-Zモジュールを使用するには、京商(株)より発売のRA-42またはMINI-Z/FHSS用のFS-RM005モジュールの別途購入が必要です。
機能・仕様
【T4PM Plus 機能・仕様】
●2.4GHzテレメトリーシステム装備(SR/T-FHSS/S-FHSS/ミニッツMR-03EVO/MINI-ZモジュールFS-RM005対応)
●SDカードスロット搭載
●MC970CRワイヤレスコントロール機能
●S.BUSサーボワイヤレスコントロール機能
●レシーバー電圧表示機能
●外部電圧/電流表示(オプションセンサー)
●温度表示(オプションセンサー)
●回転数表示(オプションセンサー)
●ステリングジャイロ感度調整機能
●グラフィック液晶パネル
●液晶バックライト
●LEDモニター
●アッカーマン調整付きステアリングミキシング
●前後輪独立ブレーキミキシング(ディレー・ABS機能付)
●4WSミキシング
●デュアルESCミキシング
●ニュートラルブレーキ機能
●トリガーポジション可変機構(7mm)
●40モデルメモリー
●モデルネーム(10文字)
●MCリンク機能(MC970CR/MC960CR/940CR/MC950CR/MC851C/MC850C/MC602C/MC601C/MC402CR/MC401CRに対応、各モデルメモリー毎に記録可能)
●アンチスキッド・ブレーキシステム(ABS)
●アイドルアップ
●スロットルスピード
●スロットルカット
●スロットルアクセレーション
●スロットルEXP
●スロットルATL
●メカニカルATL
●サーボニュートラル選択機能(5:5/7:3)
●ステアリングEXP
●ステアリングスピード
●D/R
●EPA機能(全ch)
●サブトリム(全ch)
●プログラムMIX
●ファンクションセレクトダイヤル/スイッチ
●デジタルトリム
●フェイルセーフ(全ch)
●バッテリーフェイルセーフ(2ch)
●タイマー(アップ/ダウン/ラップ:最大100周まで記録)
4PM Plus 取扱説明書
ラジコン、エアガン、鉄道模型は専門店特価のスーパーラジコン。4PM Plus T/Rセット R334SBS-E付 [00008656-3]](フタバ)送信機:T4PM Plus(SR/T-FHSS)、受信機:R334SBS-E(SR)
製品特徴
SRモード搭載のリーズナブルに楽しめる4PMがさらに進化を遂げました。
ワイヤレスコントロール機能を搭載のMC971CRやGYD550はもちろん、MINI-ZモジュールFS-RM005専用スロットを新たに搭載。
ハイエンドモデルに迫る確かな機能を搭載。レースで勝つことはもちろん、軽量でバランスのとれた操縦フィールはもちろん、ソフトウエアのバージョンアップが可能なプロポ、それがT4PM Plusです。
T4PM Plusは、操作性と機能を両立させた、縦型バックライト付LCDとニューマルチファンクションスイッチのレイアウトを採用。もちろんテレメトリー機能も搭載。MC971CR、GYD550ワイヤレスコントロール機能やSRモード等、ハイエンドに迫るパフォーマンスを発揮します。
※ワイヤレスコントロール機能はR334SBSシリーズに対応します。
※MINI-Zモジュールを使用するには、京商(株)より発売のRA-42またはMINI-Z/FHSS用のFS-RM005モジュールの別途購入が必要です。
機能・仕様
【T4PM Plus 機能・仕様】
●2.4GHzテレメトリーシステム装備(SR/T-FHSS/S-FHSS/ミニッツMR-03EVO/MINI-ZモジュールFS-RM005対応)
●SDカードスロット搭載
●MC970CRワイヤレスコントロール機能
●S.BUSサーボワイヤレスコントロール機能
●レシーバー電圧表示機能
●外部電圧/電流表示(オプションセンサー)
●温度表示(オプションセンサー)
●回転数表示(オプションセンサー)
●ステリングジャイロ感度調整機能
●グラフィック液晶パネル
●液晶バックライト
●LEDモニター
●アッカーマン調整付きステアリングミキシング
●前後輪独立ブレーキミキシング(ディレー・ABS機能付)
●4WSミキシング
●デュアルESCミキシング
●ニュートラルブレーキ機能
●トリガーポジション可変機構(7mm)
●40モデルメモリー
●モデルネーム(10文字)
●MCリンク機能(MC970CR/MC960CR/940CR/MC950CR/MC851C/MC850C/MC602C/MC601C/MC402CR/MC401CRに対応、各モデルメモリー毎に記録可能)
●アンチスキッド・ブレーキシステム(ABS)
●アイドルアップ
●スロットルスピード
●スロットルカット
●スロットルアクセレーション
●スロットルEXP
●スロットルATL
●メカニカルATL
●サーボニュートラル選択機能(5:5/7:3)
●ステアリングEXP
●ステアリングスピード
●D/R
●EPA機能(全ch)
●サブトリム(全ch)
●プログラムMIX
●ファンクションセレクトダイヤル/スイッチ
●デジタルトリム
●フェイルセーフ(全ch)
●バッテリーフェイルセーフ(2ch)
●タイマー(アップ/ダウン/ラップ:最大100周まで記録)
4PM Plus 取扱説明書
レディオガガの通販サイトの場合はこちらのページです。
予算的に厳しい場合はフタバ3PV
本当は上記の4PM Plusがおすすめですが、予算的にどうしても厳しい場合はこちらのフタバ3PVという選択肢もあります。
ローエンドの商品ですがタミヤのファインスペックと比べても圧倒的にこちらの方が機能豊富ですし性能も高い上に、受信機とセットで1万強~1万2000円程度とお買い得です。
受信機の性能の違いで2セットご紹介しますが、正直最初はどちらでも差を感じないと思います。
ラジコン、エアガン、鉄道模型は専門店特価のスーパーラジコン。3PV T/Rセット(R203GF) [00008482-3]](フタバ)【T-FHSSシステムを搭載した3+1chハイレスポンスモデル登場】
T-FHSSシステムを搭載し、あらゆるシーンで活用できる汎用性の高い3+1chハイレスポンスモデルです。
テレメトリーシステムを搭載した3PVは、レシーバーバッテリーの電圧はもちろんオプションのセンサーで動力用バッテリーの電圧を確認できます。しっくりと手に馴染む最軽量ボディー。意のままにセッティングできる直感的なインターフェイス。3PVのパフォーマンスは、他を圧倒するパワーを秘めています。
【機能・仕様】
●2.4GHzテレメトリーシステム装備(レシーバー電圧表示機能)
●T-FHSS/S-FHSS/FHSS切替
●ch3スライドスイッチまたはデジタルトリム選択
●ステリングジャイロコントロール機能(ch3使用)
●セグメントタイプ液晶パネル
●送信機電源(6.0V乾電池BOXコネクター式)
●LEDモニター
●ブザー
●充電ジャック
●モデルネーム(4文字)
●10モデルメモリー
●モデルコピー/リセット
●D/R
●EXP(ステアリング/スロットル)
●リバース(全ch)
●サブトリム(全ch)
●ローバッテリーアラーム
●オートパワーオフ
●アンチスキッド・ブレーキシステム(ABS)
●4WS/ブレーキミキシング
●EPA機能(全ch)
●デジタルトリム
●フェイルセーフ(スロットル)
●バッテリーフェイルセーフ(スロットル)
※R203GF(S-FHSS) 3ch受信機付のセットは、4ch機能、またテレメトリー機能は使用できません。
【セット内容】
送信機:T3PV(T-FHSS)
受信機:R203GF(S-FHSS)
ラジコン、エアガン、鉄道模型は専門店特価のスーパーラジコン。3PV T/Rセット(R314SB-E) [00008484-3]](フタバ)【T-FHSSシステムを搭載した3+1chハイレスポンスモデル登場】
T-FHSSシステムを搭載し、あらゆるシーンで活用できる汎用性の高い3+1chハイレスポンスモデルです。
テレメトリーシステムを搭載した3PVは、レシーバーバッテリーの電圧はもちろんオプションのセンサーで動力用バッテリーの電圧を確認できます。しっくりと手に馴染む最軽量ボディー。意のままにセッティングできる直感的なインターフェイス。3PVのパフォーマンスは、他を圧倒するパワーを秘めています。
【機能・仕様】
●2.4GHzテレメトリーシステム装備(レシーバー電圧表示機能)
●T-FHSS/S-FHSS/FHSS切替
●ch3スライドスイッチまたはデジタルトリム選択
●ステリングジャイロコントロール機能(ch3使用)
●セグメントタイプ液晶パネル
●送信機電源(6.0V乾電池BOXコネクター式)
●LEDモニター
●ブザー
●充電ジャック
●モデルネーム(4文字)
●10モデルメモリー
●モデルコピー/リセット
●D/R
●EXP(ステアリング/スロットル)
●リバース(全ch)
●サブトリム(全ch)
●ローバッテリーアラーム
●オートパワーオフ
●アンチスキッド・ブレーキシステム(ABS)
●4WS/ブレーキミキシング
●EPA機能(全ch)
●デジタルトリム
●フェイルセーフ(スロットル)
●バッテリーフェイルセーフ(スロットル)
※R203GF(S-FHSS) 3ch受信機付のセットは、4ch機能、またテレメトリー機能は使用できません。
【セット内容】
送信機:T3PV(T-FHSS)
受信機:R314SB-E(T-FHSS)
このプロポは重量がとても軽くて、小学校低学年ぐらいまでのお子さんでも持ちやすいという利点もありますので小さなお子さんにピッタリかもしれません。
それに、将来フタバの上位モデルのプロポに買い替えた時でも、既存の受信機を使うことができますのでとりあえずこの3PVを使って、将来買い替えるという方法もできます。
サーキット走行でプロポは大事!
今回紹介したモデルは、NSスピードウェイでの走行であればどれも十分な性能です。
これからラジコンを始めたいという方でも、将来サーキット走行で速くなりたいと思っている場合は、ファインスペックではなく今回紹介したプロポを買いましょう!
2022年9月20日追記
この記事で紹介していたサンワのMT-SとMT-44は生産中止になってしまい、市場からもほぼ消えてしまいましたので記事から削除しています。
それに代わる製品としてMT-5がありますが、この製品では、まだ現役の受信機であるFH4とFH3の通信方式を使用することができずに完全に切り捨てている状態です。
つまり、現行品では過去の通信方式(と言ってもほんの少し前まではハイエンド)の受信機を使うことができません。
もし、次に販売されるミドルクラスの製品でFH4とFH3の通信方式を切り捨てた場合、一部のハイエンド思考のユーザーを除くとサンワのプロポをあまりおすすめしにくくなります。
そのため、サンワのプロポは次の製品の発表を待って、企業としての方向性を確認してから購入するかどうか決めると良いと思います。
もし切り捨てたら、今後はフタバのミドルクラスの新製品であるT4PM Plusをおすすめとして掲載する事になると思います。
2022年9月21日追記
今日、新機種のMT-R(ミドルクラスの中のローエンド)が発表されましたが、残念なことに対応受信機の通信方式はFH5(しかもFH5方式の受信機は1万円超え)のみになったようです。
FH4とFH3の通信方式を切り捨てましたので、サンワは企業として過去の受信機を切り捨てて、ユーザーに買い替えてもらう方針のようで、これは将来的にも同じことが起きると思います。
対して、FUTABAは上位機種でも比較的過去の受信機がそのまま使えるため、これからはFUTABAのプロポをおすすめしていく事になります。
もちろん、サンワのプロポの操作性が好きな方や、今後も受信機を買い替えてサンワのハイエンドについていく方を否定するわけではありません。
ただ、このページでは初心者さんに向けたおすすめ紹介のページですので、あえてサンワの製品を削除しています。その点、ご了承ください。
どうしてもサンワ製のプロポが良い場合は
どうしてもサンワ製のプロポが良い場合は、金額的に買えるならMT-5、安い方が良い場合はMT-Rを選びましょう!
一番安いMX-6は、受信機が他のプロポと互換性が無く、受信機を買い替える必要があるのでおすすめしません。
※正確にはMX-6から他のプロポに買い替えたときに受信機を交換してくれるキャンペーンが行われてますが、キャンペーンはいつ終了するか分からないので注意しましょう。